9月 09 2013
超鋼合金の切削
超鋼合金は、まず、タングステンカーバイドとコバルトを混ぜ合わせて原料となる粉を作ります。この原料を型に入れて押し固めます。こうして押し固められた物は、チョーク程度の硬さに仕上がります。続いて、これを1400度程度の温度で焼き固めます。
これで超硬合金の完成です。超硬合金は焼きあがると、体積が半分程度になってしまうと言う特徴を持っています。
また、硬さはダイヤモンドとサファイアの中間くらいに位置し、重さは鉄の2倍近くもあります。 それでは、この硬い超硬合金を加工する場合は、どのようにするのでしょうか?それは、ダイヤモンドの砥石を使って研削加工で希望の形に加工していくのです。
このような方法で様々な切削チップ等を作製しています。
(一部三菱マテリアルサイトより引用)
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